■プリザーブドフラワーの取扱い方

プリザーブドフラワーの取扱い方

プリザーブドフラワーは1991年にフランスで開発されました。
生花を特殊な加工を施すことで、柔らかな風合いと美しい色合いを長期間保持できるようにしたものです。
また、生花では不可能なカラーバリエーションも魅力です。
湿度の低いヨーロッパでは10年以上そのままの姿を保った例もあります。 色により退色の度合は異なりますが、日本でも1〜3年は変わらず楽しむことができます。

生花ではないので水やりの必要はありません。
大変デリケートですので、お取扱いの際は十分ご注意ください。


色褪せ防止のため高温多湿を避け、直射日光/強い照明の当たらない所に飾ります。
湿度の高いところに置くと染料が表面に出たり、花びらが透けたようになることがあります。その場合は、乾燥剤(シリカゲルなど)と一緒に密封容器などに入れ、ゆっくり乾燥させてください。
エアコンや暖房の風が直接あたる所は、乾燥しすぎて花びらが痛みますので避けた方がよいでしょう。
花に使われている染料が衣類やカーテンなどの布に色移りする事がありますのでご注意ください。
フラワーケースなどに入れるとより長く美しい状態が保てます。乾燥剤を入れるとより効果的です。


花びらは大変デリケートで壊れやすいのでできるだけ触れないようにしてください。
ほこりをはらうときには、軽く息で吹き飛ばすか、柔らかい刷毛(化粧用など)をお使いください。